【WordPress】パーマリンク設定後はhtaccessのパーミッション設定を見直す!

 WordPressは、htaccessを自動的に書き換えてくれる機能があり、初心者でも簡単に設定が出来るのが特徴です。

 反面、htaccessが自動的に書き換えられたことにより、繋がるはずのページに繋がらなくなってしまったりします。

パーマリンク設定後に記事ページが404になることがある

 パーマリンクを設定し、記事ページのURLを書き換えてはみたものの、アクセスすると404になってしまったりします。

 これはパーマリンク設定とhtaccessの設定が食い違っていることが原因なため、大抵の場合はhtaccessのパーミッションを見直し(707など)、パーマリンクの設定を再度やり直すことで改善します。

意図しない書き換え

 しかし、htaccessは、プラグインによっても書き換えられる可能性があり、パーマリンクに一切触っていないにもかかわらず、ページにアクセス出来なくなったりします。

 トップページやダッシュボードからエラーが発生するなら分かりやすいのですが、一部の記事だけ繋がらない…というケースでは長時間気づかない可能性も高く、出来ればこういった事故は未然に防がねばなりません。

必要でないときは、htaccessの書込を制限する

 このような事例は、htaccessの書き換えが原因で発生したことですので、必要時以外はhtaccessに書き込み制限を掛けておきます。

この記事は、以下の記事を参考にubuntu16.04にaptインストールしたことを前提として記述しております。htaccessの位置などは適宜読み替えてください。
 ubuntu上にWordpressを配置する方法を解説します。 LAMPのインストール  wordpressは、LAMP上で動作します...
sudo chmod 705 /etc/wordpress/htaccess

 これでWordPressによる書き換えは出来なくなったので、htaccessが原因でアクセス不能になることはなくなりました。

 もし、これでもhtaccessの値がWordPressによって書き換えられてしまう場合は、chownによる所有権の変更か、オーナーの書き込み制限が必要かもしれません。以下のいずれかをお試しください。

sudo chown root:root /etc/wordpress/htaccess
sudo chmod 505 /etc/wordpress/htaccess

まとめ

 WordPressは、htaccessが原因でトラブルが起こることが多くあります。自動的な書き換え機能は便利なのですが、反面、トラブルが起こったときに対処しづらいことが難点です。

 日頃から、異常が起きないように予め設定を見直すことで、影響を最小限に抑えることができますので、いざという時に余計な手間にならないためにも、常に安全側に設定することをお勧めします。