エンジニアが情報収集する上で大切な3つのこと

普段、意識して取り組んでいることを3つ抜粋しました。

1,情報の取捨選択を意識する

 ネット上で技術文書を読みあさると、時にとんでもない間違った情報が、正しいかのように書かれていることがあります。

 ただのAPIやフレームワークの解説ならそこまで問題ではありませんが、システムエンジニアとしての価値に直結するような設計手法や、セキュリティに関する情報についても、誤ったことが書かれているにも関わらず、コメントなどでは賞賛されていたりします。

 こういったことを、常に疑う癖を身につけます

 特に設計手法やプログラムの書き方などは答えがありませんので、しばしば宗教戦争のような状況になりがちです。

 たとえば、"".equals(compareStr)か、compareStr.equals("")か…、という議論を見た記憶があります。

 有名な言葉として、某氏の「嘘を嘘と見抜ける人でないと~」 という発言がありますが、ネット上には薬も毒もそこら中に転がっているということを考え、常に意識して情報の取捨選択を行うことが大切です。

2,常に最新の情報を拾い集める

 ITの世界は、技術の革新が激しく、常に新しい技術が流行っては廃れ、を繰り返しています。我々が今使っている技術が最新のものだとしても、3年後には全く使われなくなっているかもしれません。

 最新技術をすべて完璧に網羅する必要はありません。必要に駆られたときに、選択肢のひとつとして提示できる程度の知識を有しておきましょう。出来れば、流行りそうな技術は使ってみるのがよいですね。

 隙間時間に技術系のニュースを読むなどして、常にアンテナを広げておきましょう。

3,自宅に開発環境を作る

 いつでも開発出来るようにひととおり開発環境を作っておきましょう。これは大切なことです。

 何かやろうと思い立ったときに、すぐに開発できる環境がないと、なかなか最初から環境構築をしようという気にはなれません。結果として、せっかくのモチベーションを先延ばしにしてしまい、何も始められなくなってしまいます。

 最近流行りの、Cloud9に開発環境を構築する手順を以下にまとめていますので、是非参考にしてみてください。

MEAN Stackとは  フルスタックjavascriptでの開発環境として、MEAN stackと呼ばれるソフトウェアスタックがありま...
PlayFrameworkとは?  java/scalaのフレームワークで、「設定より規約」、ホットリロードなどの、開発者の生産性を向上さ...

まとめ

 エンジニアにとって情報収集は、その人の能力に直結してしまうような重要なことですから、新しい技術がでたら意識的に勉強してみたいものですね。